スタートアップ業界では常識?ツールやサイトを紹介

今回で5回目を迎える、「なんでワールド」最初の企画である「スタートアップを知ってもらう企画」(そんな名前だったのか?)。この業界を全く知らない人に向けて書いてきたつもりですが、少しはわかっていただき、興味を持っていただいたでしょうか?私自身が、スタートアップ業界に飛び込んだ瞬間、わけわからなくなったので、その体験が冷めないうちに、まとめるつもりで書いていたのがこの企画の始まりでした。今回は、よく使うツールやサイトの話。インストールするソフトはツールですが、最近はウェブ上でも起動するツールや、ウェブのサービスをツールとして使いこなす事が増えてきたと感じたので、一緒に紹介します。ツールといってもたくさんあるし、サイトに至っては、星の数ほどありますが、私がこの業界に入って驚いたモノ(もしくは驚いた使い方をしているモノ)に限っています。よって、私のこの業界に入る時のレベルから書き出してみたいと思います。ちなみに、今回のブログがこの企画の最終回の予定です。(ちょっと前置き長いかも)

スタートアップ業界以前の自分を振り返ると、

 私はこれまで約15年間、BtoBのメーカ+卸業を経営していました。従業員100名程度の当社では、システム専門職はなかなか雇用できませんでした。運転手や工場の人間といったブルカラーが大半を占め、ホワイトカラー職は管理職を含めて少なかったため、システム自体を理解できる人材はほとんどいませんでした。その中で、私は代表をしながら、社内インフラやホームページなど、外部の会社の協力を得ながらシステム部門もこなしていたのです(社長がシステム運営する事が良いかどうかの議論はおいとくとして)。すなわち、自分自身システムにはアレルギーがないのは当然の事ながら、普通の人よりは知識も感覚も多く持っているという認識でした。残念ながら、お付き合いする方々は、PCもさることながら、メールアドレスすら無い方がおられました。ある団体の全員の方にお知らせを送る場合、かなりの時間をかけてFAXした覚えがありますし(しかもここ最近)、各団体からのお知らせは、かなりの割合でFAXが送られてきていました。

tools.jpg

スタートアップ業界では当たり前だが、

 スタートアップ業界に飛び込んで、プレゼン用資料作成時やプレゼン実行時、メールや電話会議など、PCが絶対に必要になります。この業界のほとんどの人が、自分用のPCを持っている事になり、当然メールアドレスを持っている事になります。大企業に勤めている人にとって当たり前かもしれませんが、中小企業の人間にしてみれば当たり前では無く「PCをもたずに、スマホだけの方」というのは、かなりの割合でおられると思います。このように業界内で意思統一されていれば(新しい業界なので当たり前なのですが)、参入する場合も非常に楽で、最初に自前でPCさえ用意すれば事足りるのです。昔の起業といったら、オフィス借りて、電話線引いて、 FAX買って、書類棚用意して、、、、スタートアップ業界では、これらは全て必要ありません。

デジタルのツールが日常に入ってくる

私は、ここ数ヶ月で、FAX当たり前の環境から、一気にペーパーレス化された業界に入ったため、PCの使い方で非常にとまどいました。PCソフトやツール類の事です。業界の人にとっては常識で、普通に「〇〇〇使ってくださいね~」と言われますが、知らない私にとっては、「〇〇〇」を調べるところからのスタートでした。使い方を調べ、実際使ってみて初めて便利なことが理解できます。これは、使ったことがない人には理解できませんし、そういった方にこの便利さを理解してもらうのは、なかなかに骨が折れます。「そのツールの信用性」、「そのサイトがよく使われている」等説明をしながら紹介するしかありません。今回のブログを読んでいただいた方は是非使ってみてください。使ったあなたにとっても色々な効率が上がりますし、私にとっても、その情報を共有して一緒に使えるので(一人でツール使っても恩恵は少なく、コミュニティーで使えれば恩恵はさらに大きくなります)、ありがたいのです(笑)。

Facebook

Messenger

LinkedIn

Skype

Hangouts

Paypal

Peatix

Googleカレンダー

各クラウンドファウンディングサイト

各クラウドドライブ

おなじみのオールラウンドプレーヤーSNSです。本名or団体名で登録しなければいけません。メッセンジャー(チャット)を使う事が非常に多いです。日本だとLINEが有名ですが、欧米ではLINEが少ないためないため、外国と連絡を取る場合は、このメッセンジャーを使用します。Facebook上でセミナーやイベントのページを作ると、「いいね」「興味ある」「参加する」等の意思表示が可能になっており、知人達が参加予定のイベントを知る事ができます。最近は音声チャット(電話機能)の音質も上がっており、1:1であれば十分に使えます。また、自分に興味のある投稿やニュースを選んで表示してくれるため、ニュースやトレンドを知るためにも使えます。他のネットサービスでさえ、このFacebookのIDで登録できる事が多くなってきたため、投稿をしない人でも、アカウント作成は必須だと思います。本名を登録する必要のないtwitterとの双璧SNS。

Facebookの機能の一つです。あまりにも多く使うため、あえて切り分けています。簡単に言えばチャットシステムで、文字を打ち合ってコミュニケーションを取ります。もちろん、グループで行うグループチャットも可能で、付加機能として、電話やテレビ会議も可能です。LINEと同じような機能ですが、本名を使って行うため、プライベートはLINE、仕事ではMessengerを使うといった使い分けする人も多いようです。スタートアップでは、これを使ってドキュメントを送ったり、次回のアポイントを取ったりする事もあります。メールを送るよりも気軽にコミュニケーション取れる事が長所になります。基本はWEB上で起動可能ですが、スマホには専用アプリケーションがあって、インストールする事をお勧めします。

日本ではあまり馴染みがないですが、ホームページ上の履歴書です。上記Facebookでも自分の履歴を書いて公開も可能ですが、こちらの方が専門的な情報を書き込む事ができます。米国では、初めて会う方とは、まずこのサイトで相手を検索して調べる事が多いようです。ビジネス用途が多いため、少し誇張気味に書いている人が多いように感じます。一方日本人は、このサイトに登録している人が少なく、また登録する事が苦手だと思われます。とある友人に、「なぜHP上に自分をさらけ出すんだ?」と言われた事があります。登録しておくと、欧米でビジネスをする上では有利だと思われますし、日本の人事系の方も、よく見ているようです。

マイクロソフトが提供するおなじみのボイスチャットツール。相手のIDを登録しておく事で、相手を呼び出す事が可能。テレビ電話も可能。専用ソフトをダウンロード、インストールして、起動させる必要がある。ここまでの機能だと、上記Facebookのメッセンジャーと変わらないと思うため、ブラウザーでできるメッセンジャーの方が使いやすいと思ってしまう。ただし、有料で普通に電話(電話番号に電話)ができるため、対電話で話をしたい人には便利。最近は、他のSNSが提供するボイスチャットに押されて影が薄くなっている気がする。

Googleが提供するボイスチャットツール。ブラウザーで起動可能。ルーム形式で、ルームを決めておけばそこに入った人同士で会話ができる。相手を呼び出す機能はない。Skypeにもよく似たルーム機能はあるが、相手のIDを登録せずブラウザーで使えるというのが便利である。ビジネスにおいてネット会議をする場合、部屋のホームページアドレスを伝えるだけで、複数人にて会議できるのは非常に便利。

決済機能に特化したサイトでお金の送受信ができます。ネットで売買する人たちにとっては、必須だと思います。各種ウォレットのように、チャージしておく必要はなく、クレジットカードを登録しておいて、決済毎に引き落としや入金がされます。「ネットでクレジットカードの番号を打つ事に抵抗がある人向け」という文言をよく見ますが、PaypalのIDとパスも、もれたら同じじゃない?と思うのは私だけでしょうか?

ホームページ上で、セミナーやイベントを管理できるサイト。主催者が各イベントを登録し、参加者がそのイベントに申し込む事が可能で、申し込むとデジタルチケットが発行され、スマホで表示可能になります。参加費を徴収する事も可能(もちろん手数料は取られますが)であり、参加者は入金(Paypal等)する事で参加申し込みになります。主催者は、当日に参加者リストを簡単に作成でき、わずらわしい金銭管理や領収書管理をする必要がなくなります。こういったイベント管理ツールを使わずに開かれるイベントはまだまだ多いですが、これを使えば良いのにな、、、とよく思います。他にも外国の人がよく使う(英語での案内が多い)meetupというサイトや、テクノロジー系の人が多く使っているconnpassというサイトもあります。

前の会社時代に使っていて便利だとは思っていたのですが、みんなで使うとさらに便利だなーと思ったので紹介します。これでスケジュール管理を行うと、スケジュール帳の持ち運びから解放されます。スマホを中心に、家や職場、持ち運び用PCでも共有されるため、どこでもスケジュールの確認ができるのです。電子カレンダーの利点である、スケジュールのコピーや日時変更は一瞬で終わり、カレンダーの共有(他の人に自分のスケジュールが見えるようにする)などができて非常に便利です。さらには、巷に溢れているテンプレートや共有スケジュールが使用できます。私の場合は、「毎日の天気」と忘れがちな「F1のカレンダー」を自分のスケジュール帳に表示させています。これは私が入力するのではなく、提供されているカレンダーを共有して見ている状態なのです。さらに便利なのが、招待機能。周りの人がこれらカレンダーを使っている場合、次のミーティングなどのスケジュールを、誰かが入力して招待を回すことにより、全員で間違いなく同じスケジュールを共有できます。是非便利なので使って見ましょう。UIの部分は、自分の好みのアプリを使う事ができますよ。

  • 各クラウンドファウンディングサイト

ワード紹介のページでも説明したので、細かい説明は不必要であろう。ここでは言葉の概念よりも、ツールとしてはどうなのか?を述べよう。スタートアップにとっては、これらのサイトは資金集めのフェーズにとって、非常に強力なツールとなる。プロジェクトを登録する事により、ICOと同じで一般の人からから投資を受ける事ができるからである。モノを伴うプロジェクトから、ソフトウェア、映像クリエイトまで、色々なプロジェクトが存在し、普通に見ているだけでも面白い。有名なサイトを紹介する。

海外:kickstarterIndiegogo

日本:kibidangoMakuakeGREEN FUNDING

  • 各クラウドドライブ

これらサービスも、お馴染みの人には釈迦に説法ですが、スタートアップやシステム業界の人たちだけではなく、一般の方も広く使われます。物理ドライブにあるデータのバックアップや、複数のデバイスでのドキュメント管理を行うときにも重宝します。また、メールで送れない大きさのデータを、クラウドを使った共有設定によって、相手にデータを送る方法にも使えます。最近は、クラウドにエクセルの表を上げておいて、ミーティングや催し物のスケジュールや告知事項等をアップデートしながら共有していく、といった使われ方もしています。今後はドライブに限らず、クラウド上に仮想PCがあり、あまり性能の高くないデバイスでも、高負荷処理ができるようになるかもしれません(クラウドPC?)。クラウドのドライブは、サービスも多いため、個別サイトは記述しませんが、一つで良いので、使用してみてください。

スタートアップ業界だけではなく、一般の人たちも使っているサイト・ツール紹介になってしまいました。最低限知っておくべきサイトなので、全く別分野から参入してきた方々の助けになればと思います。また、この業界に関係ない方にも、面白いサイトが多いので、興味をもってもらえばと思っています。

5回に渡ってお届けした、スタートアップを知ってもらう企画シリーズは、とりあえずこの回で終了です。いかがだったでしょうか?感想やご意見はFacebookにでもお寄せください。次回からは、さらに「なんで???」と思う事を中心に書いていきますので、これからもよろしくお願いします。


中嶋 信彰のアップデートをFacebookページで受け取れます!!